なんがでっきょんな?

雑記以外のなにものでもない



旅をする木を読んで知った、人間関係において大事なこと

 

自分の人間関係に影響を与えるような言葉に出会いなら、旅をする木が超おすすめです!

 

 

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こんな人におすすめ!

・自然が好きな人

・動物奇想天外を見たことがある人、好きだった人

人を見下しがちな人

 

 

この本に書かれている言葉に出会って、自分の他人に対する

見方が180度変わりました。 人を見下す傾向にある人はぜひ読んでその言葉に出会って欲しいです。私は心の中で、他者と自分を比べてマウンティングをする傾向がありました。そういった人には少なからず、心に響くものがあるはずです。

 

作者は某人気番組のカメラマン

この本の作者である星野道夫氏は、一昔前の人気番組である「どうぶつ奇想天外」のカメラマンを務めていた人です。学生時代に自然豊かなアラスカの地に魅入られ、その地で人生の多くを過ごしました。残念ながら、撮影中に熊に襲われて今は既に亡くなっています。当時は大きく取り上げられた事件なので気になる方は調べてみて下さい。

 

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極北の冷たい自然を感じられるエッセイ

海外関連のエッセイの中でもアラスカのような極地に近い場所についての本はなかなかにように思います。フランスをはじめとしたヨーロッパや東南アジア、アマゾンなどのジャングルでの体験について書いたエッセイはままありますが、アラスカについて書かれたエッセイはなかなかありません。この本はヨーロッパや東南アジアの体験記にはない、冷たい風が吹き抜けるような、なにか物寂しさと壮大な自然を感じられるようなエッセイです。その厳しく冷たい自然と対照的に、そのような環境の中に生きる人々、作者が出会った人々の熱い生き様や、ほっとするような暖かさがより際立って印象に残る、そんな物語が書かれています。

 

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世の中には二種類の人間がいるだけ

「世の中には二種類の人間がいるだけだと、いつか誰かが言っていた。奇妙で、面白い人生を送る人々、そしてもうひとつは、まだ会ったことがない人々・・・つまりこの世の中でそれぞれの人間の一生ほど興味深いものはないということかしら・・・」

 

この文章がすごく心に残っていて、今の僕の他人に対する態度にじわじわ影響を与えています。この文章に出会えた事が、この本を読んで良かったなと思えた一番の出来事です。

 

作者が出会った、小さな入江で暮らす女性が言った言葉。なんとなく、人は出会った人間を、面白い人間そうではない人間に区別しているような気がします。それは悪気がなくとも、その区別は行われてしまうものです。しかし実際は自分が知らないだけで、一人に一つずつ、辿ってきた道があるはずです。僕はその人の巡ってきた人生を思い巡らせる事ができるような人間になりたいと思いました。

 

 

 

久しぶりのエッセイでしたが、たまにはいいものです。旅行記や紀行はその場所に行ってみたい気にさせてくれますが、いつかは、実際にアラスカに行きたいなあと思います。