なんがでっきょんな?

雑記以外のなにものでもない



初心者におすすめの海外文学4冊

 

 

小説はとっつきやすいけど、文学と聞くとちょっと気後れしてしまいがち。夏目漱石とか森鴎外とかの作品は、名前はよく聞くけど、読んだことはないって人が多い筈。

文学ってだけでも馴染みがないのに、海外の文学ってなるといよいよ、遠すぎる存在になる。しかし、海外の文学も読んでみると意外と面白かったりする。

私も海外の文学は全く読んだことはなかったが、今回紹介する本はそんな私でもすらすらと読めた。有名な小説ばかりなので、手に入れるのも簡単な筈だ。

 

 

青い麦 コレット

 

ポイント

◯フランス文学

◯恋愛メインの物語

◯青春モノ

◯主人公が少年と少女

 

男性の諸君にこのような経験はないだろうか、「同級生の女性と付き合ったのに、なぜか相手の方が恋愛において精神的に一枚上手、という経験」

 

フランス文学の恋愛もの。毎年夏休みに会っていた幼馴染のような男の子と女の子が主人公の話。二人は友達以上の関係だったが、そこに魅力的な大人の女性が現れて男の子が虜になり・・・。恋愛の背景にあるフランスの結婚や恋愛の文化(ある種の師弟制度・契約結婚のようなもの)にも注目したい作品。

 

この作品の教訓は「恋愛において男にとって大きな事件でも、女性にとっては大したことない」ということ。男性の諸君にこのような経験はないだろうか、同級生の女性と付き合ったのに、なぜか相手の方が恋愛において一枚上手、という経験を思い出すことになるはず。

 

 人間の大地 サン=テグジュペリ

 

ポイント

◯星の王子様の作者の作品

◯パイロットの話

◯読みやすくてオススメ

 

星の王子様で有名な作者が書いた作品。彼のパイロット時代の経験を書いたもの。体験記やエッセイのような作品は読みやすいなあと感じた。情景の描写もわかりやすく、文学に特有の回りくどさは感じなかった。海外文学初心者の方には人間の大地はとてもお勧めできる。

 

車輪の下 ヘッセ

 

ポイント

◯頭のいい少年が主人公

◯暗めのストーリー

◯有名作品

◯少年愛の描写が少し

 

こちらも有名な作品。繊細で才の豊かな主人公が中学受験で心をすり減らし、入学先の学校でも規則や閉塞感に壊されていく話。多感な時期のすべてを勉強に捧げた末路を描き切った作品。

 

物語の途中、少年同士の同性愛っぽいところがある。僕はそういうのに慣れてないのでびっくりした(残念ながら、好きな方たち期待するようなレベルではない)

 

リア王 シェイクスピア

 

ポイント 

◯台本を読むかのような文体

◯オススメされることが多い作品

◯一度は読んでおきたい作品

 

海外文学の中でも最も有名な作品の一つ。世界四大悲劇のひとつ。物語全てが劇のように書かれている、というか劇の台本のように書かれている。ある程度は読む人を選ぶ作品。

 

慣れない海外文学を読んでみると、新鮮でなかなか面白い。文学作品といえば多彩な情景表現が特徴といえるが、私は事実だけを文章から拾いながら読み進めていくので、作者たちの巧みな豊かな表現力を十分には味わえなかったと思う。そういった表現の妙が好きな人はハマりやすいジャンルなのではと思う。