なんがでっきょんな?

雑記以外のなにものでもない



生かさず殺さずがうまい会社の話

 

僕の会社は人を生かさず、殺さず働かせてる会社やねん。

 

いま、食品関係の商社に勤めてるんやけど、そこがブラック企業とも言えず、ホワイトとも決していえないようなちゅーと半端な会社なんよね。

 

 

で、どの辺がブラックなポイント、かというと、まず残業は当たり前、その残業代も大半はつかない有様。パワハラ的な発言は昔より減ったらしいんやけど、圧力をかけるような発言は日常茶飯事。休みの日も、取引先や会社から電話は必ずかかってくる。あと、新人は飲み会幹事、お客との接待スポーツもありますよ、ってところ。

 

 

じゃあホワイトは?っていうと、よる10時くらいには帰れる、住宅補助あり(5年目まで)、給料はちゃんと払ってもらえる、ボーナスあり。

 

 

そんなところやわ。正直お情け程度やわ。一般的にいわれているブラック企業とは違うけど、ホワイトといわれるとそれもまた違う。いうなればグレー企業というところなんやろな。そのグレーっていうのがうちの会社の巧いところ。

 

 

こんな方法で、ひとを生かさず、殺さず、会社で飼っているってわけ。

 

 

ブラックだと告発リスクがある上に世間の目も厳しくなってるし、なにより人が離れていく。かといってホワイト企業になるにはいろいろなコストがかかるわけやし、ホワイトな企業文化の醸成にも時間がかかる。

 

 

そこで、グレー企業の登場。

 

 

人を時間外も働かせながら、適度に手当を与えるねん。でも、てあつーい保証はしない。人は不満を感じながらも、適度な手当があるから、行動を起こすまでは至らない。ギリギリのところで生かさず、殺さず働かせているんやろな。

 

 

実はこんな会社で働くことが、一番タチが悪いように僕は思うねん。グレーな会社で勤めている人はなにも気づけないまま、その社会人人生を終える。

 

ブラックな会社なら、ある意味わかりやすいうえに、いまの風潮的にその会社のおかしさに気づきやすい。ホワイトな会社はいうまでもないわ。

 

 

いま、ブラック企業や働き方改革が取りざたされている中で、こんな生かさず殺さずの会社に勤めている人が、ほんまに多いように思う。満員電車によるの10時や11時頃に乗っている人のなんと多いことか。

 

 

こころのどこかで、おかしいと思いながらも、行動を起こすほどの強い衝動もない。

 

 

このまま、いまの状況を甘んじて受け止めるのだろうか。

 

 

まあ、僕も人のことをいえない状況なんやけどね。